名南精密製作所の歴史は「挑戦」の歴史でもありました。

季節要因が大きく業績が安定しない家電部品に加え、自動車部品の製造を開始したことで
以降受注の安定と技術の向上に繋がりました。その後、建設機械分野への新規参入を果
たし建機部品の製造・組付は今では弊社の大きな柱となっています。

そして現在はIoT技術を用いた新たなチャレンジに取組中です。海外展開にお
いても、他社に先駆けフィリピン、ベトナムに進出し海外生産を開始した他、
中国に生産拠点を開設しました。今ではこれらの海外拠点が名南グループの
無くてならない担い手となっています。

これらの「挑戦」は、常に時代をにらみ一歩先を読んだ経営戦略に裏付
けられるもので、無謀な挑戦ではなく、常に安定と成長を狙いとしそ
れを具現化してまいりました。今後も時代をにらんだ挑戦は続きます。

名南精密製作所は「人財の成長なくして企業の繁栄なし」の精神で、特に人材育成に力を入れています。

自己成長のために自身の目標を定め、目標達成に向けたプランニングを上長と一緒に考え実施していきます。

研修体系の中心にあるものはＯＪＴですが、外部講師による研修、機械加工等の技能資格試験へのチャレンジなど、多角的に個々のレベルアップをサポートしています。

また、日々の業務改善への意識が高く、数十年にも亘って続いているＱＣサークル（小集団改善活動）は、年一回全社合同の活動発表会を実施し、社員の大きなモチベーションになっています。

今後も社員の技能・知識向上のために最大限のバックアップをするとともに、モチベーションを維持・向上させる環境づくり・仕組みづくりを継続的に行うことで、一人でも多くの人財を増やしていきたいと考えています。